@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:02000001, author = {坂口,洋}, journal = {長野女子短期大学研究紀要, Bulletin of Nagano Women's Junior College}, month = {2024-04-17}, note = {application/pdf, キャリア教育の起源は、1947(昭和22)年に「職業指導」から始まり、1958(昭和133)年に「進路指導」、そして1999(平成11)年に「キャリア教育」へと変遷を遂げた。キャリア教育としては、歴史が浅い分野であり現在も発展途上と言える。その歪みとして、就職支援向きの力リキュラムにとらわれたり、指導方法が不明瞭なキャリア教育の教員側の負担を増すことに成りかねない懸念を抱かせたりと、不安材料が多いことからカリキュラムとしての専任教員がいない理由にもなり、それだけにキャリア教育が、骨格の定まらない教育内容と言われる所以であると言える。この枠組みに中で、例えば、「数学」のような明際な指導要領に基づく指導方法があれば、学習指導要領に基づき教員側には明確にその趣旨を生徒に伝えることが可能になる。一方で、キャリア教育のような基礎的・汎用的な要素であるカリキュラムは発展途上にあるため、「導入一展開一終結」のように指導案を明確にするには、個人を重視するキャリア教育にとって、その指導法が多種多様であることから明確な指導法を導くことは難しい状況にある。逆にこの視点をもとに、キャリア教育には汎用性があることを利点として取り上げ、これが全ての教育カリキュラムに影響を与え、そして最終的には、教育を受ける子どもたちがキャリア教育による知識基盤の醸成につながるここを要旨として諭じる。}, pages = {1--9}, title = {戦後日本における職業指導・進路指導・キャリア教育推進施策の展開とその特質}, volume = {20}, year = {}, yomi = {サカグチ,ヒロシ} }