@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000003, author = {風間, 悦子}, journal = {長野女子短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、末就園児とその母親を対象とした食習慣調査・食物摂取調査を実施し、その結果に基づいて、食を通じて健康的な質の高い生活を営む能力を身に付けることをねらいとした栄養・食教育プログラムを作成した。また、この教育プログラムにしたがって、子どもの関心を引きやすい教育媒体を使って講習会を実施し、教育媒体の効果について検討した。食習慣調査・食物摂取調査の結果は以下の通りである。1)遅寝・遅起きの夜型の生活.........半分以上の子どもが夜10時以後の就寝時刻であり、起床時刻においても、8~9時の子どもが4割近く認められた。2)朝食欠食の現状.........朝食を食べない目もある又は食べない子ども、母親はそれぞれ2割程度認められた。子どもの朝食欠食の理由は、大人の夜型生活に引きずられて就寝が遅くなること、子どもの朝食に合わせて母親が起床しない等であった。3)母親自身のやせ願望.........BMI<18.5のやせ願望の母親は2割弱認められた。母親の理想とするBMIの平均は22より低いといえる(p<0.05)。4)栄養素等摂取量の充足率・4群分類による充足率.........特に鉄、ビタミンC、カルシウム及び、1群(乳、卵)、3群(野菜、果物)の摂取不足が顕著であった。また、カルシウム充足率と、牛乳を飲むこととの関係においては、牛乳を飲んでいる子どものカルシウムの平均充足率は、飲んでいない子どものそれより大といえる(p<0.01)。5)その他.........母親の嫌いな食品は食卓にのぼらない、子どもの食事についての悩みはあるが、それに対する配慮が不足している、等が認められた。これらの調査結果に基づき、望ましい食事の在り方や食習慣を身に付けさせるための託児付(母親の調理実習時)講習会を行った。調理実習の試食を子どもと一緒に行った後、作製した教育媒体を使って食教育を行った結果、子どもの興味を教育媒体に集めることができ、大切な成長期の食事について、母親の意識を高めることができた。}, pages = {21--30}, title = {未就園児の食生活状況調査と教育媒体を使った食指導}, volume = {11}, year = {2005} }