@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000040, author = {青木, 善保}, journal = {長野女子短期大学研究紀要}, month = {Dec}, note = {application/pdf, いっの時代にも自分を救済してくれる何物かを人々は望んできた。近代人はニーチェがいうように「救済者」を失った。現代人はその新たな探究を達することができるだろうか。『善光寺さん』、『良寛さん』の愛称は、日本的な救済の想像を可能にしてくれる。奈良時代より古い歴史をもつ秘仏善光寺本尊。大勢の善光寺聖や信者が作り出した善光寺さんの信仰。参詣者の胸に心の安らぎを実感する善光寺。良寛は、出家し優れた僧侶をめざして師国仙和尚と円通寺の修行に向う途上、師の印可の偈を受けてから十年余諸国行脚を経て帰郷の途上と、二度の善光寺参詣をする良寛。二度目の参詣には修行生涯の転機を内包している良寛。従来の良寛研究では、重要な意味を持っていなかった良寛漢詩「再游善光寺」を手掛かりに、「善光寺と良寛の感応する世界」を、普遍な日本人の心を念頭に論考する。}, pages = {1--24}, title = {善光寺と良寛の感応の世界}, volume = {10}, year = {2003} }