@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000042, author = {小林, 小津枝}, journal = {長野女子短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, アンペイドワーク(無報酬労働)の担い手の多くは女性であり、その結果、女性がペイドワーク(報酬労働)に従事する時間は抑えられている。このようなアンペイドワークの実態に対して、アンペイドワークという仕事やその担い手を正しく評価しようとする動きがある。そこには、評価方法についての課題とともに、アンペイドワークの問題をいかに社会の問題として認知させるか、アンペイドワークの評価をどのように政策へ結び付けていくかという課題がある。筆者は、長野女子短期大学(以下、本学)で教養に関する教育科目「暮らしと経済」を担当した。その講義の中で、アンペイドワークについて取り上げる機会を得た。その際の女子学生の反応は消極的なものであった。本学の女子学生をアンペイドワークの当事者ともいえる一般女性と見るならば、彼女ら一般女性とアンペイドワークの問題に取り組んでいる研究者や市民活動家たちの間には温度差がある。女子学生の意識調査からは、与えられた条件のもと、個人として最も合理的だと思う行動をとる様子がうかがえた。よって、女性だからというだけでアンペイドワークの問題を共有できるわけでない。アンペイドワークを女性が主に担っていることが、社会全体として女性労働の価値の低下、女性の社会的地位の低下を引き起こしているというマクロの視点からのアプローチがより必要であると考える。}, pages = {1--13}, title = {アンペイドワークの評価とその課題 : 女子学生の意識調査から見えてくるもの}, volume = {12}, year = {2010} }