@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000044, author = {清水, きわ子 and 中山, 和子}, journal = {長野女子短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 介護実習は、学生にとり楽しいと同時に苦痛を感じる学習でもある。しかし、実習の中で学生は、喜びや達成感や辛さ、失敗といった様々な想いを抱きながら段階を経て成長している。厚生労働省の指導のもと、介護福祉士養成教育における本学の介護施設実習は、本専攻の開設時より、5段階(計480時間)を位置づけてきた。本学では平成18年度より、実習の体験場面から、喜びや達成感といったプラスイメージや、辛さや失敗といったマイナスイメージを、りんごの形のカードに記入し「私たちのりんごの木」を作成している。今回、平成21年度からの新カリキュラムへの変更を機に、3年間(平成18年~20年度)のりんごカードから学生の実習の思いを分析し、介護実習指導教員の役割と指導の在り方につき検討した。その結果、学生の介護実習におけるマイナスイメージは、8カテゴリーと37のサブカテゴリーに、プラスイメージは、7カテゴリーと24のサブカテゴリーに分類できた。また、それらのカテゴリー項目は、青・赤りんご内で相互関係にあり、同時に両方向の相互関係にもあった。そのことから、学生は、常に揺れ動く感情体験を通し段階を経て成長していることが明らかとなった。また、介護実習に対する「コミュニケーション」及び「介護技術」における学生の意識は高く、コミュニケーション向上と介護技術習得の場としての実習の意味が大きかった。介護実習指導教員の役割としては、教員自身が「学ぶ場としての介護実習」の意味と学生の弱い立場をしっかりと受け止め、学生の想いに傾聴し、気持ちに寄り添い、学生自身が感情体験を自己受容できるようなサポートをしながら、実習施設との橋渡し的役割をすることが重要である。尚、本研究は、平成22年2月の「第4回長野県高齢者介護福祉サービス研究学会」で発表したものである。}, pages = {7--12}, title = {学生の介護実習に対する想いの分析 : プラスイメージ・マイナスイメージのりんごカードの活用}, volume = {13}, year = {2014} }