@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000063, author = {清水, 敏夫 and 寺澤, 徳子 and 平野, 奈穂 and 風間, 悦子}, journal = {長野女子短期大学研究紀要}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 解剖生理学実習で実施した本学学生の身体計測結果と、測定法に関する問題点を整理した。「日本人の新身体計測基準値(JARD2001)」と本学学生の結果を比較すると、身長では平均で2.2cm低く、体重は平均で1.4kg少なく、BMIはほぼ同じ結果となっている。また、本学学生の上腕皮脂厚は6.6mm多く、肩甲骨皮脂厚も5.7mm多く、共に有意差を認めた。計算で求めた体脂肪率に換算すると本学学生が6.8%高い結果となった。本学学生はBMIで“やせ”と判定されたのが10名(21%)で、他施設との差は見られなかった。また、肥満数については、BMIとBIAで少なく、皮脂厚では多くなっている。皮脂厚の測定では、お互いに測定したことから信頼性に疑問がある。本学学生は、皮脂厚から求めた隠れ肥満3名(6%)、隠れ肥満傾向9名(19%)、BIAでは隠れ肥満傾向5名(11%)、肥満は皮脂厚とBIAとも1名(2%)であった。本学学生の傾向は肥満者が少なく、普通から「やせ」が多いといえる。BIAに関して当実習で使用した機種は、水中体重秤量法による体密度法を基準としているが、gold standardになっていない。また、測定値の機器間差、体水分の分布、被験者の姿勢、測定時間などの問題が報告されている。技術の進歩とともに、簡単に結果が得られるが、信頼性はメーカー任せになっている。利用に際しては、1回の測定値を真値とするよりは体脂肪の概略レベルとし、同一条件での使用でデータの推移をみるのが適当と考える。}, pages = {13--18}, title = {学生実習で実施した身体測定の結果と測定法の問題点}, volume = {15}, year = {2019}, yomi = {シミズ, トシオ and テラサワ, ノリコ and ヒラノ, ナホ and カザマ, エツコ} }