@article{oai:nagajo-junior-college.repo.nii.ac.jp:00000083, author = {伊藤, 志織 and 風間, 悦子}, journal = {長野女子短期大学研究紀要, Bulletin of Nagano Women's Junior College}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 「健康日本21(第2次)」がスタートし今年度最終年を迎えるが、その中でも生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底や生活習慣及び社会環境の改善が示されている。生活習慣病、特に循環器疾患の発症リスクが高くなる前の青年期から健康的な生活習慣、中でも野菜摂取量の増加と減塩、更に主食、主菜、副菜を組み合わせた食事を身につけておくことは非常に有意義なことといえる。 本研究では、以上のことを踏まえ、青年期である本学の学生のうち研究への参加同意が得られた90名を対象として、「推定尿中食塩排泄量」、「尿中Na/K比」と自記式の「食事調査」、「食生活の習慣アンケート」、更に体調を知るための「健康調査書」を実施し、それらの関連を検討した。「食生活の習慣アンケート」は減塩意識の項目で行った。結果は以下の通りである。 ①推定尿中食塩排泄量の平均値は9.8g/日、尿中Na/K比の平均値は4.6であった。②推定尿中食塩排泄量は1年生より2年生が有意に低い値を示した。③多変量解析の結果、推定尿中食塩排泄量は、食事量が多い、ハムやソーセージを食べる頻度が多い、の項目で影響度が高かった。④塩分チェックシートの結果と、推定尿中食塩排泄量には関係がみられた。 ⑤推定尿中食塩排泄量と、前日食事調査による食塩摂取量には、弱い相関がみられた。⑥尿中Na/K比と野菜摂取量、果物摂取量には弱い負の相関がみられた。⑦食事調査からみる野菜摂取量の平均値は201.1gであり、目標量と比べ少ない値であった。⑧健康調査書の項目 「冷え性の有無」と『BMI<18.5のやせ」との間、及び「便秘しやすい」と『主食・主菜・副菜をそろえて食べる頻度』との間に有意差が認められた。 推定尿中食塩排泄量、食事調査、食生活アンケート、健康調査書にはそれぞれ関連があり、 食事のアセスメントと、尿検査結果を合わせた食の支援が有効であると示唆された。}, pages = {13--36}, title = {我が国の食生活の現状と食育の推進について ―青年期の「推定尿中食塩排出量」「尿中Na/K比」と「食習慣」と「健康調査書」との関係―}, volume = {19}, year = {2023}, yomi = {イトウ, シオリ and カザマ, エツコ} }